「花火のまち」を掲げる長野県諏訪市はこのほど、今夏に打ち上げる花火大会の日程と概要を発表した。7月25日から8月29日まで毎日開催され、合計36日間の打ち上げとなる。
「第73回諏訪湖祭湖上花火TwoWeeks」が8月1日から15日まで開催される。諏訪湖祭実行委員会事務局(諏訪市役所観光課内)が主催する。会場は諏訪市湖畔公園前で、1日10分間、約500発を打ち上げる。ミニ水上スターマインも予定し、1日のオープニング、10日の市制施行80周年記念日、15日の終戦記念日は特別バージョンでの開催を予定している。
サマーナイト花火実行委員会(諏訪湖温泉旅館組合内)主催の「諏訪湖サマーナイト花火」=写真=は、7月25日から31日、8月16日から29日の開催となる。諏訪湖祭湖上花火と同様、諏訪市湖畔公園前で1日、約500発を打ち上げる。
両大会ともに入場は無料だが、発熱や風邪症状がある人の参加自粛、3密の回避、手指の消毒やマスクの着用などの協力を呼び掛ける。
新作花火大会実行委員会事務局(諏訪観光協会内)主催で、例年9月第1土曜日に開催されている「第39回全国新作花火競技大会」は中止が決定した。
事務局は「新型コロナウイルス感染症の終息が見られない中で、全国から煙火師を招いての開催は難しい」などを開催中止の理由として挙げている。
詳細は諏訪観光協会まで、TEL0266(52)2111。